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機動戦士ガンダムブログ@ファーストガンダムをしゃぶりつくす!!

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ガンダム
企画から始まって
やがて明確に設定されていく
モビルスーツの設定は
後にサンライズの監修を受けて
設定集などの形にまとめられたものが多い。

が、
中には他の作品と矛盾を起こすものや
後に顧みられなくなったもの、
サンライズによって後に取り消されたものもある。


『機動戦士ガンダム』をはじめとする
作品群の舞台となる「宇宙世紀」における
モビルスーツ (Mobile Suit) は、
"Mobile Space Utility Instrument Tactical" の略とされ、
「戦術汎用宇宙機器」の意味である。

また、劇場版第2作
『機動戦士ガンダム2哀戦士編』の
パンフレットに掲載された大河原邦男のイラストには、
「宇宙白兵戦用重機動宇宙服」という言葉が
意訳語として掲載されていた。




地球連邦政府に対する全面戦争を想定していた
ジオン公国が、
質、量ともに強大な力を持つ地球連邦軍に
優位に立つための新しい兵器として、
極秘に人型兵器を開発し、
宇宙世紀0073年、
最初に試作された機体に
MS-01という型式番号とモビルスーツという名称を与えた。

宇宙戦闘機には無い
四肢(可動肢)を備えたことで汎用性が高く、
能動的質量移動による自動姿勢制御(AMBAC)が可能となり、
機動性にも優れていた。

その後改良を重ねた試作5番目の機体が
初の制式量産型モビルスーツ
MS-05「ザクI(旧ザク)」である。

そして、
宇宙世紀0079年の一年戦争緒戦では、
ザクIとその改良型であるザクIIを大量に生産して戦線に投入し、
戦艦対戦艦の超長距離砲撃という
従来の艦隊同士の戦闘のみを想定していた
地球連邦軍の意表をつく形で、
巨大な戦艦に対しては小さく、
砲弾が命中しにくいモビルスーツが接近し、
直接攻撃を加え、撃破するという戦闘を行い、
モビルスーツを持たない地球連邦軍に対して
圧倒的優位に立つこととなった。

そして、
ジオン軍に決定的な差を付けられ、
戦力に大打撃を受けた地球連邦軍も
極秘にモビルスーツを開発。

当初完成したのは
ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクという
3種類の異なるモビルスーツであった。

地球連邦軍は、
これらの中で特に能力が突出して高かった
ガンダムの量産型であるジムを大量に生産し、
戦線に投入した。

これにより地球連邦軍は一年戦争に勝利する事ができた。

それ以降、
モビルスーツという新たな兵器体系は
戦車や航空機等といった既存の兵器のほとんどに
取って代わる存在となり、
また、多種多様なモビルスーツが製作されていく事となる。



モビルスーツが登場して以降、
その時代背景や技術水準によって
様々なタイプのモビルスーツが開発されている。




モビルスーツは次の様に大別される。




第1世代モビルスーツ

主に『機動戦士ガンダム』とその外伝群、
および『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する世代。

一年戦争終結までに開発されたモビルスーツのほぼ全てと、
デラーズ紛争期のモビルスーツがこれに含まれる。

以後のモビルスーツの基礎を築いた。

モビルスーツという兵器が登場したばかりのため、
いろいろなタイプのものが製作され運用された。



第2世代モビルスーツ

主に『機動戦士Ζガンダム』
『機動戦士ガンダムΖΖ』
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する世代。

第2世代モビルスーツの条件として
全天周囲モニター・リニアシート・イジェクションポッドの採用、
ムーバブルフレームの導入、
装甲材としてガンダリウムγを使用していることの
3つを満たしていることが挙げられる。

また、ジェネレーターの小型軽量化と高出力化により
ビーム兵器の携行が一般的となった。

一年戦争終結後に開発され、
グリプス戦役から第二次ネオ・ジオン抗争に掛けての
ほとんどの量産機がこれにあたる。



第3世代モビルスーツ

第2世代モビルスーツに可変機構を加えた
可変モビルスーツがこれにあたる。

しかしその面、
生産コストの高騰や
機体構造が複雑になったことによる整備性の低下などにより
主力機とはなりえなかった。



第4世代モビルスーツ
第一次ネオ・ジオン抗争時に台頭した、
大火力を備えるニュータイプ・パイロット対応モビルスーツの総称を指す。

基本的な条件としては
モビルアーマークラスの高出力ジェネレータの搭載、
並びそれに直結する高出力メガ粒子砲を固定武装として有すること。

さらに、サイコミュの安全性が高く、
高度なニュータイプ能力を持たないパイロットにも
操縦可能な点が挙げられる。

しかし、
ジェネレータの出力そのものが大きいため、
モビルスーツとしての機動力は
旧世代機を上回る例も少なくない。

また、MSZ-010 ΖΖガンダムのような
第3・第4世代相方の機能を有する機体も極一部には存在するが、
この様な超々高級機は例外とされている。

第4世代モビルスーツは、
その攻撃能力面において極めて高い性能を発揮したものの、
兵器としては末端肥大化した観も否めず、
また、コストや運用性の問題から大量生産には向かず、
一部のエース・パーロット向けに少数が配備されるに留まっている。

また、モビルスーツの技術的限界が見え始めた時期でもあり、
第二次ネオ・ジオン抗争以降は
再びシンプルな機体コンセプトへと回帰していく事となる。

同抗争時に名を馳せた
ニュータイプ専用モビルスーツνガンダムは
直結式メガ粒子砲を持たない為、
便宜上は第2世代モビルスーツに分類される。



第5世代モビルスーツ
さらに、
ミノフスキークラフトが搭載されたモビルスーツを
第5世代モビルスーツと呼ぶことがある。

すぐに第2期モビルスーツの時代に移行してしまったため、
ここに分類されるものはペーネロペー、
Ξガンダム、
ゾーリン・ソールのみである。

なお、後述の第2期モビルスーツ
第5世代モビルスーツに分類する資料もある。




第2期モビルスーツ

主に『機動戦士ガンダムF91』
『機動戦士Vガンダム』に登場する世代。

宇宙世紀0110年代、
これまで大型・高機能・複雑化、
それに伴うコスト高という進化を続けていたモビルスーツを、
原点に立ち返って見直す風潮が生まれる。

そしてこれまでモビルスーツ開発の主導権を握っていた
アナハイム・エレクトロニクス社に対抗して、
サナリィがF90という小型モビルスーツを製作し、
アナハイムが製作したモビルスーツ(MSA-0120。機体名の設定は無い)とのコンペティションにて、
F90が見事次期主力モビルスーツに決定される。

これ以前のモビルスーツ
第1期モビルスーツと分類され、
以降は第2期モビルスーツと分類される。

全高は
第4世代モビルスーツでは最大20mを超えていたのに対し、
15m程度にまで小型化される事となる。






その後
宇宙世紀0120年代から少なくとも0150年代まで、
第2期モビルスーツが主力となる。

そのさらに先の時代を書いた小説『ガイア・ギア』には、
モビルスーツに替わってマン・マシーン (MM) と呼ばれる機動兵器が登場し、
再び20~24m程度へと戻っている。

『Gセイバー』では再びモビルスーツが現れるが、
マン・マシーンと同じく全高は20m程度である。










過剰性能とも言えるほどに
高い性能を持たせた試作機・RX-78-2ガンダムは諸事情により実戦投入され、
パイロットの技量もあって目を見張るほどの活躍を見せ、
さらにこの戦果を元に量産機ジムが開発された。
このことは後のモビルスーツ開発に重要な示唆を与えた。

すなわち、
エース級のパイロットに
高性能な試作機を与え実戦投入し、
その運用データを一般兵向けに簡略化した
量産機開発に役立てるというものである。

こうして高性能試作機と
量産機という階層構造(ヒエラルキー)が出現した。

グリプス戦役期から
第二次ネオ・ジオン抗争期にかけて(すなわち第2世代から第4世代にかけて)、
階層構造に基づく機体性能の差別化が積極的に図られている。

特に高性能な試作機は
フラグシップ機として
各陣営や製作元の象徴として扱われたことから、
その開発に費用や新技術の投入を惜しまない傾向が見られ、
結果としてモビルスーツの恐竜的進化を促すこととなった。

他の世界観の作品においても
階層構造によるモビルスーツ間の
極端な格差が見られることがある。






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