地球連邦の勝利の象徴＠ガンダム

「機動戦士ガンダム」（ファーストガンダム）
のタイトルとなった、主役のモビルスーツ
「ガンダム」（ＲＸ－７８－２）


地球連邦軍のＶ作戦により開発された、
連邦軍の初期モビルスーツの一つであり、
主として白兵戦用の機体です。


また、
（テレビアニメ版においては）後に開発されたＧパーツとの換装により
多彩な形での運用も可能となります。
（コアなファンにはＧパーツはウケがいいですが、
一般の方にはオススメできません・・・）







機体のテストと最終調整のため搬入されたサイド7で、
ジオン公国軍のモビルスーツ隊の強襲を受けた時、
偶然乗り込んだ民間人の少年アムロ・レイの操縦によって、
ザクと初のモビルスーツ同士の戦闘を行った末、
ザク２機を撃破、勝利を収めます。

その後は
ニュータイプに覚醒するアムロの能力もあり、
ジオン公国軍兵士から「連邦の白いヤツ」
（ゲーム作品では「白い悪魔」）
と呼ばれ恐れられるほどの戦果を挙げていきます。


一年戦争の最終決戦・ア・バオア・クーでの戦いにおいて、
シャア・アズナブルの搭乗するジオングと相打ちになり、
大破・放棄されます。


本来試作機であるガンダムには、

当時の地球連邦軍の最新技術がふんだんに採用されています。

特にＭＳ用の各種ビーム兵器はガンダムにおいて初めて実用化され、
ビームライフルに至っては戦艦並の火力があると評される。


コアブロックシステムによる複雑な機体構造や
その高機動・高出力・重装甲は
とても量産可能な代物ではありませんでした。

が、それゆえにその性能は
７年後のグリプス戦役時のモビルスーツにも比肩すると言われます。


そして、
そのパフォーマンスの高さから、
コストを考慮したジムの量産化へとつながっていきました。


また、ガンダムという名前は勝利と正義（あくまで命名側にとって、ですが）の象徴となり、
その時代の技術を結集して建造された試作機が、
これ以降ガンダムという名前を冠することになり、
歴史の中に多くのガンダム機が登場することになります。




圧倒的な戦果を挙げたガンダムは
後のモビルスーツ開発にも多大な影響を与えました。

主兵装としてビームライフルを装備し、
格闘戦ではビームサーベルを用い、
機体全体に重装甲を施さない代わりに盾を装備する等のコンセプトは
後のモビルスーツのスタンダードな形として定着してゆく事となります。