パオロ・カシアス

パオロ・カシアス

(Paolo Cassius)

『機動戦士ガンダム』の登場人物。

第1話～4話に登場。
（声：政宗一成）

ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースの初代艦長。
しかし、サイド7に向かう途中にゲリラ掃討作戦から帰還途中のシャア・アズナブル少佐のムサイ級戦艦「ファルメル」に後をつけられてしまい、
サイド7においてMS工場などを目撃され戦闘となる。

ガンダムがサイド7内で史上初のモビルスーツ戦をしている傍ら、
ファルメルの迎撃に自ら加わるが、
第2話冒頭でミサイルの爆風により重傷を負う。

そしてホワイトベースはサイド７を脱出しシャアの追撃を必死にかわしつつルナツーに逃れ、
融通の利かない生硬な対応しかしない指揮官ワッケインを苦しい息の中で懸命に説得。

シャアの罠に掛かったマゼラン艦がゲートを塞いだ形となった際にホワイトベース主砲で排除させたが、
その衝撃によりパオロは遂に息を引き取る。

民間人の少年アムロがガンダムを操縦していたことに関しても、
「初陣にはやや若すぎるが、古来15、6歳の出陣が無かった訳ではない」と、
むしろ若いブライトやルナツーのワッケインより遥かに柔軟な対応を見せていただけに、
その死が惜しまれる。